胃カメラ大腸カメラなどの内視鏡検査の麻酔医ついて!
今回は内視鏡検査で使う「麻酔」について説明します!
当院では、楽に内視鏡検査を受けていただくために「麻酔」を使った検査を実施しています。
【局所麻酔】
粘膜など局所を麻酔する方法です。
麻酔をかける部位に直接塗る、噴霧するなどで実施します。
胃カメラで使用します。大腸カメラでは通常つかいません。
鼻から検査の場合は鼻から麻酔のゼリーを注入し、口から検査の場合は喉の奥に麻酔のスプレーをします。
内視鏡での痛みや違和感を和らげる効果があります。
局所麻酔のため、眠くなったりはしません。
【静脈麻酔】
胃カメラ、大腸カメラで希望があれば使用します。
「全身麻酔」と表現することもありますが、外科手術の時のような強さではなく、鎮静剤を静脈から投与していきます。
鎮痛剤を併用することもあります。
効果には個人差がありますが、うとうと〜眠ったような状態で検査をすることが可能です。
お酒に強い方や、睡眠薬、安定剤を常用されている方は、麻酔が効きにくいこともあります。
過去の検査が辛かった方や、不安の強い方、また腹部の手術歴や婦人科系疾患のある方は、静脈麻酔の使用をおすすめすることが多いです。
●静脈麻酔(全身麻酔)を使った場合の注意点●
・検査後は1時間ほどお休みいただきます。
・嘔気やふらつき、めまいなどが残る可能性があります。
・当日は自転車も含め、運転はできません。
当院では”楽に”検査を受けていただくことを大切にしております。
どの方法で実施するのがいいのか?静脈麻酔で眠りたいけど不安…など疑問点やご不安があれば、いつでもご相談くださいね😊
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女性医師が担当することも可能です。