よくある質問一覧

当院について

受診には予約が必要でしょうか?

受診には予約が必要でしょうか?予約無しでも受診できますが、予約がある方を優先的に診療させていただいております。予約が無い場合、お待ちいただくこともありますので、できるだけ予約を取っていただくことを推奨しております。現在は開院間もないため、予約外でも比較的受診しやすい状況です。なおお電話で待ち時間をお伝えすることは難しいため、ご了承ください。さらに、予約無しで受診された際に待ち時間が長くなっても診療自体は可能ですが、一部の検査は当日に実施できないこともありますので、予めご了承ください。

予約可能な診療・検査について教えてください。

外来診察(初診・再診)予約、腹部エコーなどの超音波検査予約、胃カメラ・大腸カメラの検査枠および事前診察予約、フィブロスキャン予約などが事前に予約可能なものとなります。

比較的空いている時間帯があれば教えてください。

開院してしばらくはそれほど混雑しない事が予想されますが、土曜日は比較的混雑することが予想されます。また火曜日・水曜日もお待たせしやすい曜日となります。

クレジットカード、キャッシュレス決済でも支払できますか?

下記のものが使用できます
クレジットカード
VISA・MasterCard・JCB・Amex・Diners・Discove

キャッシュレス決済
交通系電子マネー・PayPay・d払い・楽天Pay・楽天Edy・iD・WAON・auPAY・メルペイ・nanaco・銀聯カード・J-Coin Pay・Bank Pay・ゆうちょPay・Alipay・Wechatpay

当院では少額決済でも使用することができます。
また事前登録をいただくことで帰宅後の事後決済を行うことができますので、院内での精算も必要がなくなります。

駐輪場・駐車場の場所を教えてください。

当院には専用の駐輪場がございませんので、自転車でお越しの場合は駅前の有料駐輪場をご利用ください。なお、ビルの敷地内に止めてある自転車は撤去することもありますので、ご注意ください。
また駐車場のご用意もしておりませんので、自家用車でお越しの際は近隣の駐車場をご利用ください。

コロナウイルス
感染症関連、
発熱外来について

発熱外来は対応可能ですか?

当院では発熱外来に対応しております。インフルエンザ・新型コロナウイルス抗原検査が実施可能です。

新型コロナウイルスPCR検査を受けることはできますか?

当院では新型コロナウイルスPCR検査には対応しておりません。抗原検査のみ実施可能です。PCR検査をご希望される場合は、対応可能な医療機関へお問い合わせください。

発熱があっても受診できますか?

受診自体は可能ですが、症状に合わせたお薬の処方や必要に応じて新型コロナウイルスの抗原検査を実施します。また、呼吸困難などの明確な呼吸器の症状が現れている方は、総合病院や発熱外来に対応している医療機関へご相談していただくことを推奨しております。さらに、感染拡大を防止するために院内の滞在時間をなるべく短くしていただくようにしており、点滴治療なども対応しておりません。

新型コロナウイルスのワクチン接種は可能でしょうか?

当院では新型コロナウイルスのワクチン接種を行っておりません。今後も対応する予定はないため、ご希望の方は別の医療機関にご相談いただくか、集団接種をご利用ください。

インフルエンザの迅速検査は可能でしょうか?

当院ではインフルエンザの迅速検査を行っております。新型コロナウイルス抗原検査も同時に実施が可能です。

胃カメラ検査について

検査前日に食事制限など注意が必要なことはありますか?

検査前日の夜9時までに夕食をお済ませいただく程度で、その他に注意すべきことはありません。
また夕方の検査の際は6時間の絶食期間を設けていただければ食事摂取は可能です。

経口内視鏡の方が精度の高い検査ができるのですか?

当院で実施している経鼻内視鏡検査は経口内視鏡と比較しても精度が劣るということはありません。医療技術の進歩によって、最新の内視鏡機器では細い内視鏡でも高画質で胃の内部を確認することが可能です。また、経口内視鏡検査では、検査時の苦痛で患者様が動いてしまう、心拍数が上がる、呼吸が荒くなるなど、患者様への負担が大きく画像が乱れる恐れがありますが、経鼻内視鏡ではブレが少ない画像を確認することが可能です。食道上部は特に患者様への苦痛が大きくなりがちですが、経鼻内視鏡では安定的に検査を行うことができます。

経鼻内視鏡を受けられないケースはありますか?検査経験がないため経口内視鏡の方が望ましいと思っています。

ほとんどの方は検査可能ですが、鼻の手術経験がある方などで鼻が通りづらくなっている場合は内視鏡を挿入することが難しいことがあります。そういった場合は、経口内視鏡検査を実施させていただきます。当院で採用している内視鏡は太さ6mm細径のものであり、比較的挿入しやすいものかと思います。ご不安な方には経口内視鏡検査もご案内可能ですので、お気軽にご相談ください。経口内視鏡検査でも当院で使っている内視鏡は細いものですので、異物感を感じることはあまりないかと思います。

アレルギー性鼻炎があると経鼻内視鏡検査は難しいでしょうか?

アレルギー性鼻炎の方でも検査は可能ですが、出血の恐れがあるため事前の処置を念入りに実施します。

経鼻内視鏡のデメリットがあれば教えてください。

強いて言えば、鼻からの出血リスクがある点がデメリットとなります。特に、アレルギー性鼻炎の方は出血のリスクが高くなる場合もありますので、事前の処置を念入りに実施します。

妊娠中や授乳中でも検査を受けても良いでしょうか?

当院で採用している内視鏡機器、お薬は妊娠中や授乳中の方でも問題なく使っていただけるものです。なお、当院では胎児・赤ちゃんのことを最優先に検査の実施について検討させていただきますので、ご不安な方は一度ご相談ください。
妊娠中や授乳中のかたは全身麻酔の使用はできませんのでご了承ください。

全身麻酔の方が体の負担が小さいと聞いたことがありますが、本当に安全なものでしょうか?

全身麻酔のメリットとデメリットについては以下の通りです。

メリット

  • 検査時の苦痛が軽減される

デメリット

  • 自転車等も含めて検査当日の運転は不可となる
  • 検査が終わって帰宅できるまでに一定の時間が必要となる
  • 検査費用に薬剤費が追加される
  • 検査中に脈拍や呼吸が低下する恐れがある
  • 検査後にも気分不快や嘔気がしばらく持続することがある。
  • アレルギーなどを起こす可能性がある。

当院では患者様にメリット・デメリットをしっかりご説明した上で、ご希望に合わせて麻酔の有無や強さについてご相談させていただきます。

胃カメラ検査の所要時間はどれくらいですか?

経鼻内視鏡検査の場合、前処置(鼻とのどの麻酔)に10分程度、検査自体は5分程度で済みます。承諾書をご記入済で全身麻酔を行わない方であれば、30分程度でご帰宅いただけることが多いです。

内視鏡検査が原因で感染や検査中の事故が起こるリスクはありますか?

当院で使用している内視鏡自動洗浄消毒機はガイドラインに則ったハイグレードなものであり、また、洗浄消毒の際にもハイクオリティーな薬剤を使っており衛生面の管理を徹底しています。経験豊富な内視鏡専門医である当院の院長が検査を担当し、消化器を傷つけて出血が起きないように細心の注意を払っておりますので、ご安心ください。

内視鏡検査を行っているのは何曜日ですか?予約をした方が良いですか?

休診日(日曜・祝日)を除いていつでも検査が可能です。もちろん予約を取っていただいた方が確実ですが、予約無しの当日検査も可能ですので、ご希望の方は一度お問い合わせください。

検査ができるのは午前中だけですか?

夕方まで検査の実施が可能です。最後の食事から6時間以上経過していれば検査できることがほとんどですが、糖尿病や便秘の方は絶食時間を長めに確保していただいた方が望ましいです。WEB予約で検査予約が可能です。

仕事が多忙なため、大腸カメラも一緒に受けても良いでしょうか?

一緒に受ける場合は検査時間を少し長めに設定させていただいておりますが、胃カメラ・大腸カメラ同日検査は可能です。

診察無しでWEB予約を取っても大丈夫でしょうか?

WEB予約を取っていただいた患者様については検査当日に診察も行いますので問題ございません。なお、診察時間も必要となるため、胃カメラ検査のみの場合と比べると所要時間は長くなりますので、その点はご了承ください。また、事前に問診表、承諾書をプリントアウトして持って来ていただけると当日の検査が円滑に進みます。

人間ドックや健康診断で受けたレントゲン検査で胃炎が見つかった程度ですが、胃カメラ検査も受けた方が良いでしょうか?また、特に問題が無かった際は胃カメラ検査を受ける必要ないでしょうか?

胃炎が分かった場合はピロリ菌感染が原因となっていることも想定されますので、必ずしも胃カメラ検査が必要ないとは言い切れません。また、胃レントゲン検査では微小の病変は見逃しやすいこともあり、検査条件の関係で見づらくなることもありますので、胃カメラ検査を受けておくことが望ましいです。

ピロリ菌の除菌ができた後に胃カメラ検査を受ける必要はありますか?

ピロリ菌感染によって萎縮性胃炎という胃粘膜の異常が起こります。除菌後も残る異常であるため、病変部位から胃がんの発症へ繋がる恐れもあります。学会でもピロリ菌感染と胃がんの関係性については引き続き研究が進められています。また、ピロリ菌感染が十二指腸がんへ繋がるリスクも指摘されているため、年に1回は胃カメラ検査を受けておくことをお勧めします。当院の院長は、ピロリ菌除菌から10年経過した方の胃がんの内視鏡手術を担当した経験も持っております。

スケジュールがはっきりしないため、念のため胃カメラの検査の予約を2回分入れても良いでしょうか?

恐れ入りますが1回分のみでお願いいたします。胃カメラ検査をご希望される方は数多くいらっしゃるため、なるべく多くの方が検査を受けていただけるようご了承ください。

和光市の胃カメラ検診を受けることはできますか?受けられる場合はどのように予約すれば良いでしょうか?

当院では和光市・朝霞市・志木市・新座市の個人検診の胃カメラ検診に対応しております。お電話もしくはWEB予約をお願いいたします。
050-3733-2013

WEB予約

受診時には本人確認書類(健康保険証、運転免許証等)、がん検診クーポン券 (対象者のみ、発行のある市のみ)を忘れずにご持参ください。本人確認がない場合、実施できませんので、ご注意ください。

大腸カメラについて

検査前の下剤はどうやって飲めば良いでしょうか?

以下の動画をご確認ください。ご自宅もしくは院内で飲んでいただくこととなります。

①ご自宅で飲む場合

※準備中です。

②院内で飲む場合

電話かWEBで大腸カメラ検査は予約できますか?

WEB予約から大腸カメラ検査枠を先に抑えることが可能になりました。ただ大腸カメラ検査では事前診察にて医師が検査可否を検討しておりますので、検査予定日の1週間前までには事前診察を来院もしくはオンラインで行っていただいております。
事前診察はオンラインでの対応も実施しますので、必ずしも来院が必須ではありません。

当日検査は可能でしょうか?

以下の注意事項をご確認の上で朝9:00にお越しいただければ、当日の予約状況次第でご案内可能な場合もあります。

※患者様の病状(腹痛、便秘など)次第では当日検査が難しくなることもあります

  • 前日の夜9時までに食事を終えていただき、当日の朝食は絶食した状態で朝9時に当院までお越しください。
  • 検査2時間前までは少しくらいの水分補給は問題ありませんが、無色透明な飲み物でお願いいたします。
  • ポリープ切除にあたってはお守りいただきたい点がいくつかございます。
  • 抗血小板剤や抗凝固剤(血液をサラサラにするお薬)を使用中の方は、かかりつけ医に休薬しても問題ないか必ずご確認ください。

検査前日までに準備しておくことはありますか?別の病院で検査した際には前日に飲む下剤を貰ったことがあります。

下剤は当日に飲むだけで検査に問題はございません。当院では使用するお薬の量を最小限に留める方針としております。
※便秘がひどい方、糖尿病などで腸が正常に動いていない方は前処置が困難となるケースもありますので、事前にご相談ください

ポリープ切除をお願いしたい場合に注意すべきことはありますか?

抗血小板剤や抗凝固剤(血液をサラサラにするお薬)を使用中の方は、かかりつけ医に休薬しても問題ないか必ずご確認ください。飲んでいるお薬の種類によって中止期間は様々ですので、自己判断で中止することは厳禁です。ポリープ切除から1週間程度は出血のリスクがある程度存在すると言われていますので、出血を誘発しやすくなる行動はお控えください。例えば、飲酒、刺激物の摂取、血圧上昇を招く運動については控えるようにしてください。また、出血してしまった際に速やかに適切な処置ができるように、旅行や出張などはお控えいただきたいため、スケジュールの調整をお願いいたします。
※お薬の内服にあたってはかかりつけ医に必ず相談をお願いいたします。自己判断で服用を中断することは厳禁です。

ポリープを切除してから出血が起こりましたが手術が失敗したということでしょうか?

ポリープ切除から1週間程度は出血のリスクがある程度(約1%)存在すると言われています。出血量がトイレットペーパーに少し付着する程度であれば大きな心配は要りませんが、血液だけが排出される血便が何度も出るような場合は専門医に相談して適切な対応が必要となることがほとんどです。検査の処置が原因となっているものですので迅速かつ丁寧に対応させていただきますが、出血自体が一定の確率で起こるものだということはご了承ください。出血が起こった際は当院もしくは提携先医療機関にて適切な対応を行って参ります。
※出血時の治療費についてはご負担をお願いいたします。

生理が検査と被った場合は検査を控えた方が良いでしょうか?

基本的には生理と被っても問題ありませんが、生理の症状がひどい場合は内視鏡の前処置や検査自体の苦痛が大きいこともありますので、患者様とお話してスケジュールを再調整することも可能です。

大腸カメラ検査では全身麻酔は必要でしょうか?

本院では50%程度の方が全身麻酔なしで検査を受けていますが、以下のような場合は全身麻酔が望ましいこともあります。

  1. 過去に大腸カメラを受けた際に苦痛が大きかった
  2. 帝王切開など腹部の手術経験がある
  3. 重度の便秘状態となっている
  4. 痛い思いはしたくない。

前日は食事を控えた方が良いでしょうか?

食事を絶つ必要はありませんが、下剤などの前処置をより効果的にするために摂取を控えた方が良い食べ物はあります。便秘状態の方は検査の3日前くらいから摂取を控えることで下剤の効果が高まると言われています。

検査後の食事はどうすればよいでしょうか?

検査のみを受けた方は特に制限することはありません。ポリープ切除もあわせて実施した場合は、術後の出血リスクを考慮して飲酒、刺激物の接種、遠方への外出、運動を1週間程度控えていただくこととなります。また、ポリープの種類によっては切除後に流動食の摂取をお願いすることもありますので、詳細については担当の医師より説明させていただきます。

検査の所要時間はどれくらいでしょうか?

検査時間は患者様によってまちまちですが、最短で10分程度で終わる方もいらっしゃいます。腸が長い方や腹部手術の影響で腸が癒着している方など、多少お時間を要するケースもあります。また、ポリープ切除を伴う場合も通常よりお時間がかかりますので、ご注意ください。

下剤はどこで飲めばよいでしょうか?自宅で飲むには抵抗があります。

ご自宅での服用に抵抗がある方は、院内の個室での服用をご案内しております。お気軽にご相談ください。

検査を受けられるのは午後だけでしょうか?

下剤を早朝にご自宅で飲んでいただければ、午前中の実施も可能です。目安としては、院内で午前9時頃から服用を始めた場合は検査が午後1時頃、ご自宅で午前6時頃から服用を始めた場合は検査が午前10時頃となります。

 メリットデメリット
院内で飲む場合
  • 内服の様子をチェックできるため、吐き気や気分不快などの症状に迅速に対応できる
  • 下剤の効果が不十分な場合にも内服量を簡単に調整できる
  • 来院してから下剤を飲むため不快感が少ない
  • 早朝に内服していただければ午前中の検査もご案内できる
自宅で飲む場合
  • 内服の様子をチェックできるため、吐き気や気分不快などの症状に迅速に対応できる
  • 下剤の効果が不十分な場合にも内服量を簡単に調整できる
  • 来院してから下剤を飲むため不快感が少ない ・院内に長く滞在していただく必要がある
  • 内服は午前9時以降の開始に限定される
  • 突発的な不快症状に迅速に対応できない
  • 下剤を追加すべきか判断が難しい
  • 来院までに排便したくなることが想定される

子どもを連れて検査に行っても良いでしょうか?

当院の患者様は子連れの方も多くいらっしゃいます。検査中は、検査室に連れて来ていただく、待合室で待たせる、当院スタッフが面倒を見るなど子どもの対応にはいくつか選択肢があります。なお、検査後に子どもに何かあってはいけないので、全身麻酔下での検査はご遠慮いただいておりますので、ご了承ください。

カプセル内視鏡

小腸カプセル内視鏡の予約は可能でしょうか?

原則として予約を取っていただきます。別の病院からの紹介、もしくは一度当院を受診していただき検査が必要と認められる場合は、予約を受け付けております。別の病院からの紹介であれば、前もって電話連絡をいただければ初診の当日に検査できることもあります。当日検査の際には朝食は控えていただき、朝9:00にご来院をお願いいたします。患者様の状況を見た上で当日検査が可能か慎重に判断いたします。事前の電話連絡の時点で当日検査ができるかどうかお答えすることは難しいため、ご了承ください。当日検査の可否について、検査を希望される理由、患者様のお身体の状況、検査機器の在庫状況などを踏まえて総合的に検討させていただきます。
050-3733-2013

検査当日の流れについて教えてください。

当日の朝食は絶食いただき、朝9:00に当院へお越しください。到着されてからカプセル内視鏡をお飲みいただき、40分程度院内で待機していただきます。その後、特段の異常がなければ一時的にご帰宅いただいても構いません。画像記録のためのレコーダーを持って帰っていただき、検査当日の17:00頃に改めて当院までお越しください。レコーダーの返却が終わり次第、検査は終了となります。

カプセル内視鏡が腸の中で詰まる心配はありますか?腸が細いと言われたことがあるので気になっています。腸閉塞の経験があっても検査はできますでしょうか?

腸の中でカプセルが詰まる可能性はゼロとは言い切れません。したがって、クローン病などの腸が狭くなる疾患を患っている方、腸閉塞の経験がある方については、事前に偽物のカプセル内視鏡(パテンシーカプセル)を内服していただき、異常がないことを確認した上で本番の検査を実施します。偽物のカプセル内視鏡(パテンシーカプセル)は体内で自然に溶解して消えますので、仮に詰まってしまっても心配は要りません。偽物のカプセル内視鏡(パテンシーカプセル)の内服から30時間程度経過してからご来院いただき、異常がないことを確認した上で本番の検査を実施します。

大腸カプセル内視鏡の予約は可能でしょうか?

原則として一度受診していただいてからの予約をお願いしております。別の病院からの紹介、もしくは一度当院を受診していただき検査が必要と認められる場合は、予約を受け付けております。なお、小腸カプセル内視鏡とは違って前処置を必ず実施しますので、当日検査はできないということはご了承ください。
診察を受けていただいた上で大腸カプセル内視鏡をお勧めしない事もありますのでご了承ください。

検査当日の流れについて教えてください。

小腸カプセル内視鏡と同様に、カプセルの内服後に撮影を実施しますが、相違点としては前処置を必ず実施します。カプセルの嚥下前後に下剤(前後に1回ずつ、大腸内視鏡と同様に2リットル程度)を飲んでいただくこととなります。小腸カプセル内視鏡よりも検査の準備が多く、お身体へご負担も多少大きくなるため、ご注意ください。

検査を受けているのはどういった方が多いでしょうか?

小腸カプセル内視鏡とは違って、大腸カプセル内視鏡は大腸カメラ検査の代わりのような検査と考えられています。様々な理由(大腸の癒着、身体が小さい子ども、激しい疼痛など)で大腸カメラ検査が実施できない方や、クローン病・潰瘍性大腸炎などの難病の患者様の経過観察で実施するケースが多いと言われています。検査の負担はそれほど大きくないですが、大腸カメラと比べると前処置や金銭的な負担は相応にありますので、患者様の状況を総合的に判断して実施要否を検討します。

大腸カプセル内視鏡だけでその他の大腸の検査・治療は必要ないでしょうか?

十分とは言えないケースもあります。カプセル内視鏡では大腸内部の状態を写真撮影するのみですので、大腸の便を出し切っていない状態で撮影しても正確な診断が難しい場合があります。特に、ポリープの診断では病変付近に便が付着していることでポリープを見逃してしまう恐れがあります。一方で、潰瘍性大腸炎などの広範囲に炎症が起こる病気では見逃すことが少ない傾向にあります。大腸カメラでは内視鏡によって出し切れていなかった便を洗浄して吸収することが可能ですので、前処置が不十分な状態でも観察の精度を担保できます。また、カプセル内視鏡では病変を見逃してしまう恐れがあるため、ポリープなどの切除や大腸がんの病変細胞を採取する検査(病理検査)を要するケースでは、後々になってやはり大腸カメラ検査を実施する必要性が出てくることが多いのが現状です。なお、確定診断が出ている潰瘍性大腸炎などの病気で病理検査の必要が無い場合は、カプセル内視鏡だけでも十分に検査ができると言われています。

ピロリ菌について

ピロリ菌の検査は希望すれば誰でも受けることができますか?

保険適用で診療を行う場合は、希望すれば必ず受けられるものではありません。直近3か月以内の胃カメラ検査でピロリ菌感染の疑いが認められる場合、胃バリウム検査で胃・十二指腸潰瘍が判明した場合、これらのいずれかに該当する場合に限り保険適用の範囲内でピロリ菌検査を行うことが可能です。したがって、ピロリ菌検査を受けたい方は上記の検査結果を証明できる書類をご提出ください。

健診の血液検査でピロリ菌感染がわかりましたが、除菌をすることはできますか?

除菌自体は可能ですが、事前に胃カメラ検査を受けていないと保険適用の範囲内で治療することができません。ピロリ菌の除菌治療においては、画像と検査でピロリ菌の所見が出ていることが必須条件となります。
また健康診断でピロリ菌陽性と言われた場合でも、実際にはピロリ菌がいない場合も多々あります。

胃カメラ検査をできれば受けたくないのですが、受けずに済む方法はありますか?

胃カメラ検査を受けない場合は、外来費用・処方費用などの診療費を全額自己負担の扱いにすることで実施可能になります。また、除菌判定の際の外来費用や検査費用についても全額自己負担となります。トータルで2万円程度のご負担となる点はご了承ください。
また1回の除菌治療で除菌が出来なかった場合、除菌を希望される場合は2回目の除菌(2次除菌)を行うことになります。2次除菌に関しても自費になってしまうのでご注意下さい。

一度ピロリ菌の除菌が成功したら再発する心配はありませんか?

再発することは極めて少ないと言われていますので、ピロリ菌検査は原則必要ないと思われます。なお、ピロリ菌感染が原因で萎縮性胃炎が起こり、胃がんへ進行する恐れがあります。昨今では、除菌が成功してから胃がんを発症するケースが増加しており、当院の理事長も除菌から10年経過してから胃がんを発症した患者様を診療したことがあります。また、十二指腸腫瘍の発症率が上昇する傾向にもありますので、除菌後も年1回くらいのペースでこまめに胃カメラ検査を受けることが望ましいでしょう。

各種エコー検査
(腹部、甲状腺、頸動脈)
について

腹部以外のエコー検査にはどんなものがありますか?

動脈硬化について、頸動脈エコー検査による判定や、甲状腺エコーで状態を精査することが可能です。なお、子宮や卵巣などの婦人領域、乳腺、関節などのエコーについては、当院の検査機器では実施できませんので、ご了承ください。
腹部超音波検査以外は日によって検査ができない事もありますので事前のご予約をお勧めしています。

腹部エコー検査と別の検査を同時に受けることはできますか?

同様に絶食状態で受ける胃カメラ検査も同時に実施することができますが、腹部エコーを最初に行う流れとなります。健診で肝障害と胃X線異常を同時に指摘された場合、エコー・胃カメラ・採血を半日で同時に行うことができます。また、エコー検査は1日に複数部位は検査できませんので、腹部エコー検査と頸動脈エコーを同日で行うといったようなことはできませんのでご了承ください。

腹部エコー検査ができるのは午前中だけでしょうか?

絶食していただくため午前中の検査がベストですが、6時間程度の絶食状態を維持していただければ午後に検査することも可能です。なお、水分補給によって胆のうは萎縮する場合がありますので、胆のうの検査については午前中の実施を推奨しております。

フィブロスキャン検査は実施可能ですか?

フィブロスキャンは大学病院などの一部の大きな施設で実施されている比較的珍しい検査ですが、当院では最新の検査機器を導入しておりますのでフィブロスキャンについても対応しております。フィブロスキャン検査は主に脂肪肝・慢性肝炎・肝硬変の患者様に対して行うものですので、脂肪肝・慢性肝炎・肝硬変の診断が出ていない方は検査費用が自己負担扱いとなることもありますので、ご注意ください。

甲状腺エコー、頸動脈エコー検査にあたって前もって準備しておくことはありますか?検査のために絶食は必須でしょうか?

甲状腺、頸動脈エコーについては、検査当日は首が詰まっていない服装でお願いいたします。タートルネックなどの服装は避けてください。絶食はしなくても問題ありません。

腹部エコーと別のエコー検査を同時に受けられますか?

エコーは1日に複数部位を受けることはできませんので、ご了承ください。

検査のためだけに受診しても良いでしょうか?

エコー検査は当院で、いつもの診療はかかりつけの病院で実施されているケースもよくありますので、お気軽にご相談ください。

フィブロスキャン検査
について

検査費用はどれくらいですか?

フィブロスキャン検査は保険適用の範囲内で実施できます。費用は3割負担で、フィブロスキャン検査単体は600円程度となりますが、保険適用とする関係で腹部エコー検査や血液検査も同時に行うことがありますので、実際にはフィブロスキャン検査以外の費用もご負担いただく場合があります。

検査前の食事で制限することはありますか?

腹部エコー検査を同時に行うケースがしばしば見られるため、検査の6時間前から絶食するようお願いいたします。検査の3時間前に食事を終えていればフィブロスキャン検査の実施自体はできますが、食事によって検査結果に影響が出る可能性がありますので注意が必要です。

検査に行く際の服装に指定はありますか?

検査時に胸下付近まで服を上げていただくため、ワンピースなど上下が分かれていない服装はお控えください。

エラストグラフィとの相違点について教えてください。

エラストグラフィとは、体の組織の硬さを確認する検査方法のことです。具体的には、超音波検査装置を用いて乳腺や甲状腺の硬さを確認する場面などで実施されます。当院で行うフィブロスキャン検査は肝臓の硬さを確認するエラストグラフィの一つですが、肝臓以外の硬さを確認することはできません。フィブロスキャン検査は2003年頃から欧州で行われるようになったもので、その他のエラストグラフィ検査よりも検査方法が簡単という特徴があり、また、毎回の検査の際の患者様の体の状態の差や検査担当者による個人差も生じにくい検査機器と考えられています。

いかなる場合でもフィブロスキャン検査の検査結果は信用度が高いものでしょうか?

測定する範囲に異常な組織、水分、空気などが含まれると検査結果の信用度は低下してしまうため、検査の実施自体を見送る場合があります。例えば、測定範囲に腫瘍がある方、腹水がたまっている方、重度の肥満体質の方などが検査見送りの対象となる場合があります。したがって、フィブロスキャン検査が適切に実施可能かどうか、腹部エコーを事前に実施することで検討いたします。初めて検査される方、前回の検査から時間が空いてしまった方に腹部エコーを依頼するのにはこうした背景があります。

検査の予約は可能でしょうか?

診察の予約をお取りください。受診時にフィブロスキャン検査が必要かどうかを判断させていただきております。保険診療のため好きなだけ検査ができるわけではないことをご了承ください。
また、予約が無い場合でも検査できることもありますが、予約がある方を優先しておりますので、待ち時間が発生するケースもある点についてはご了承ください。

さいたま胃腸内視鏡と肝臓のクリニック以外でもフィブロスキャン検査を受けることはできますか?

当院の本院である、「東長崎長崎駅前内科クリニック」(東京都豊島区)と同様に検査を受けていただくことができます。
フィブロスキャン検査は対応しているクリニックは少ないため事前にお住いの地域のクリニックの状況を確認されると良いでしょう。調べ方がわからない場合は当院で検査の相談をお受けすることもできますので、お気軽にお問い合わせください。

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