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胃がんの症状ってあるの?

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こんにちは、さいたま胃腸内視鏡と肝臓のクリニック和光市駅前院 副院長の酒井です。

本日は胃がんの症状と治療に関して説明していきたいと思います。

 

結論から言うと早期胃がん特有の症状はありません。

 

心窩部不快感、嘔吐、胸やけ、食欲不振、黒色便などを呈することがありますが、これは胃がんに随伴する胃炎や逆流性食道炎による症状であることが多いです。

進行性の胃がんになっても症状が出ないことがあります。

健診で貧血を指摘された場合や、真っ黒な便(黒色便)を認めた場合は発見の契機になる場合もあります。

また、がんが進行すると体重減少や全身倦怠感をきたすこともあり、転移した場合は呼吸困難・黄疸・腹水など、転移部位による症状を伴うようになります。

ですから健診で貧血を指摘された場合や、最近貧血症状が出現した場合、たまに黒い便が出る場合はすぐにでも胃カメラ検査をしたほうがいいです。
また胃がんはなくても、胃がんの原因であるピロリ菌を見つけることがあります。

胃カメラ検査は、がんを早期に見つけるための検査と言っても過言ではないので、上記症状に当てはまる方や、前から胃カメラ検査を考えていた方は一度当院でご相談ください。

胃癌の治療は、早期癌であれば内視鏡で切除することができます。
専門施設で麻酔をし、眠った状態でがんを切除します。

進行癌は手術・化学療法等が選択されます。進行がんであっても、がんの発生部位によっては胃をすべて摘出しないで済む場合もあります。

胃癌の治療後は、1年に1回は内視鏡検査で再発がないかチェックをします。

以前胃癌の手術を施行し、最近内視鏡でフォローしていない方は、必ずフォローが必要なので当院で内視鏡フォローに関して気軽にご相談ください。

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著者

酒井先生さいたま胃腸内視鏡と肝臓のクリニック
和光市駅前院

副院長 酒井 康行

資格

日本内科学会認定 認定内科医
日本消化器病学会認定 消化器病専門医
日本消化器内視鏡学会認定 内視鏡専門医
埼玉県難病指定医

経歴

平成23年 岩手医科大学 卒業
平成23年 盛岡赤十字病院
平成26年 日本大学医学部付属病院 救急救命科
平成28年 日本大学医学部付属病院 消化器肝臓内科
令和5年

さいたま胃腸内視鏡と肝臓のクリニック和光市駅前院 副院長

当院は和光市・朝霞市・志木市を中心に埼玉全域の方に、生活習慣病(高脂血症、糖尿病、高血圧)、消化器内科診察(胃腸科)、肝臓内科診察(脂肪肝)、内視鏡検査(胃カメラ、大腸カメラ)を提供します。

有楽町線・東武東上線・副都心線の和光市駅南口駅徒歩1分の立地になります。
池袋などの豊島区や練馬区・板橋区からもアクセスがよい立地になりますので、広い範囲の方に当院の医療を提供いたします。

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