目次
新座市で大腸カメラ(下部内視鏡検査)をご検討中の皆さまへ。当院では、腹部膨満感や便の形状変化(便が細くなる・リボン状になる)といった排便異常を訴える方に対し、最新設備と専門医による丁寧で痛みの少ない大腸内視鏡検査を提供しております。
大腸カメラとは|大腸がんやポリープを早期発見する検査
大腸カメラ(下部消化管内視鏡)は、柔軟なスコープを肛門から挿入し、大腸全体を直接観察する検査です。
大腸の粘膜をリアルタイムで確認し、大腸がん・ポリープ・炎症性疾患などを早期に発見できます。
内視鏡により異常があればその場で組織採取(生検)やポリープ切除を行うことも可能で、早期治療が実現します。
特に大腸がんは50歳以上での罹患率が高まりますが、近年では30〜40代の若年層でも増加傾向が報告されており、定期的な検査が重要です。
腹部膨満感は要注意サイン|大腸の狭窄や便通異常の可能性
お腹が張る、ガスがたまる感じが続くといった腹部膨満感は、消化不良や便秘だけでなく、大腸内のポリープやがんによる腸管の狭窄(せまくなること)が原因である場合もあります。
以下のような症状がある方は、大腸カメラによる精密検査が推奨されます:
- お腹がガスでパンパンに張る
- 排便後も膨満感が残る
- 便秘と下痢を繰り返す
- 食後の腹痛や膨満が頻繁に起こる
腹部膨満感が慢性的に続く場合、大腸がんやS状結腸ポリープによる通過障害が原因であることも。特に中高年では要注意です。
便の形状が細くなるのはなぜ?|リボン状便は大腸の異常サイン
「最近、便が細くなってきた」「リボンのような便が出る」など、便の形状変化は、腸内に何らかの障害が生じている可能性を示唆します。便が細くなる主な原因には、以下のものが挙げられます:
- 大腸ポリープやがんによる腸管の圧迫
- 腸の蠕動運動の低下
- 機能性便秘による通過障害
便の太さが急に変わったり、1週間以上続くようであれば内視鏡検査が必要です。当院では、便の性状・色調・頻度・関連症状を総合的に評価し、正確な診断と治療方針をご提示いたします。
新座市在住の方に選ばれる理由|当院の大腸カメラの特徴
当院では、新座市エリアから多数の患者さまにご来院いただいております。初めての方でも安心して受けていただけるよう、以下の特徴があります:
● 鎮静下での検査に対応
静脈麻酔(ミダゾラムなど)を用いることで、眠っている間に苦痛なく検査が終了します。特に検査に不安がある方に好評です。
● 高精度かつ安全な検査体制
日本消化器内視鏡学会所属の医師が検査を担当。ポリープの切除や止血処置もその場で対応可能です。
● 女性の方への配慮も充実
女性医師または女性看護師の同席も可能で、プライバシーに配慮した体制を整えています。
● 院内設備が充実
炭酸ガス送気装置(CO2)や細径スコープの導入により、痛みや腹部膨満の軽減に努めています。
検査前の準備について|下剤と食事の注意点
大腸カメラ検査では、腸内の内容物を完全に排出することが求められます。準備方法としては以下の通りです:
- 前日は朝・昼を通常の食事、夕食は低残渣食
- 当日朝に下剤(モビプレップ等)を2L程度服用
- 検査3時間前から飲食禁止
当院では、初めての方にもわかりやすい服薬マニュアル・前処置スケジュールをお渡しし、電話サポートや看護師による説明も徹底しています。
費用と保険適用について
大腸カメラ検査は保険診療で受けることができ、以下の費用が目安です(3割負担の場合):
- 大腸カメラ検査のみ:4,000〜5,000円
- ポリープ切除含む場合:20,000円前後
切除を伴う検査は日帰り手術扱いになり、医療費控除の対象にもなります。高額療養費制度を利用される場合も、ご案内いたします。
新座市で大腸カメラをお考えの方へ|まとめ
腹部膨満感や便の形状変化は、見逃されやすい症状ですが、大腸ポリープやがんの初期徴候であることも少なくありません。当院では、新座市エリアからの来院患者さまに対して、内視鏡専門医による高品質な大腸カメラを提供しています。
検査への不安や準備へのご不明点にも丁寧に対応いたしますので、安心してご相談ください。早期発見・早期治療が何よりの健康維持につながります。
参考文献
- Song M, Garrett WS, Chan AT. “Nutrients, foods, and colorectal cancer prevention.” Gastroenterology. 2015;148(6):1244-1260.e16. doi:10.1053/j.gastro.2014.12.035
- Imperiale TF, Ransohoff DF, Itzkowitz SH, et al. “Colorectal-cancer screening with a multitarget stool DNA test.” N Engl J Med. 2014;370(14):1287-1297. doi:10.1056/NEJMoa1311194