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胃カメラ・大腸カメラなど内視鏡検査の鎮静剤・麻酔について

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内視鏡検査の鎮静剤の使用目的

内視鏡検査で使われる鎮静剤や麻酔は主に3つの目的で使用されてます。

 

1.不安や緊張の軽減:
内視鏡検査は不安や緊張を引き起こすことがあり、鎮静剤はこれらの感情を和らげます。
患者様はよりリラックスして検査に臨むことができます。
力が入ってしまうことで、検査が安全に実施できないこともあるため、ご本人の状況やご希望に応じて使用をしています。

 

2.痛みの軽減:
検査中の痛みを軽減する役割があります。
これにより患者様は最小限の不快感で検査を受けられます。
胃カメラ検査は痛いことは殆どありませんが、大腸カメラ検査は人によって痛いことがあるので使用されることが有ります。

 

3.筋肉の緊張を緩和:
鎮静剤は筋肉の緊張を和らげます。
筋肉の緊張が強い状態ですと、内視鏡の挿入の際に抵抗が強くなり、患者様・術者共に検査が難しくなることが有ります。
その緊張を解くために使用されることが有ります。

 

上記の目的で鎮静剤・麻酔は使用されますが、内視鏡検査は鎮静剤・麻酔がなくでもできる検査です。
検査の際は使用をするかどうかを検討の上、選んで実施をしております。

 

麻酔薬に関して

当院で使用しているミダゾラムなどの薬物が一般的に使用されます。
ただし、これらの薬物は医師の指導のもとで慎重に投与され、患者様の健康状態に合わせて調整されます。

患者様と医師は検査前にリスクと利点について話し合い、最適な鎮静剤の選択を行います。
鎮静剤の適切な使用により内視鏡検査の快適性と成功率が向上し、診断や治療に貢献します。
また使用のためには一定の条件がある薬剤も存在します。
条件を満たしていない状態での使用は危険といえますので、薬剤の確認も大事です。

 

鎮静剤(麻酔)を使用した検査をご検討されている方は是非ご相談下さい。患者様に合ったご提案をさせて頂きます。

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