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流行中のインフルエンザ、B型は胃腸の症状も出る!?

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こんにちは☺寒さも厳しい時期ですが、お元気にお過ごしでしょうか?

インフルエンザが流行していますね!💦今季のインフルエンザワクチンは終了していますが、まだまだ感染対策は慎重にしていきましょう!

 

例年ですと、1月以降はインフルエンザB型が流行の兆しです。

インフルエンザB型と診断されたものの、具体的にA型とどう違うのか、これからどのような症状が出てくるのかなどをお話していきますね☺

 

【インフルエンザB型の主な特徴】

インフルエンザB型はA型の流行のピークが収まった1~2月頃に流行する傾向があります。

人により38度くらいまでの発熱がある場合もありますが、A型と比べて必ずしも高熱が続くわけではなく、熱がほとんど出ない場合もあります。

「熱が出ていないから、自分はインフルエンザではない」と安易に判断するのは避けましょう。

インフルエンザB型の症状は徐々に強まることもあるため、発症して数日後に発熱するケースもあります。

高熱が出ていなくても全身倦怠感(けんたいかん)や関節痛などの症状がある場合は、インフルエンザの可能性を考えて感染対策をし、医療機関を受診しましょう。

 

・発熱(通常38℃前後の高熱)

・頭痛

・全身倦怠感(けんたいかん)

・筋肉痛・関節痛

・腹痛・下痢(げり)

 

以上が主な症状です。インフルエンザB型は腹痛・下痢(げり)・嘔吐(おうと)などの腹部症状があらわれやすいといわれています。

特に小児ではその症状が強く出るというデータがあり、脱水症状にも注意が必要です。咳やくしゃみなどのほか嘔吐物や便からの家族内感染にも気を付けましょう。

そのほか慢性腎臓病を患っている患者の方が、インフルエンザB型で嘔吐症状を起こしやすいことも分かっています。また、当院であれば、他の消化器症状の場合でも診察可能です。

 

【感染対策の基本】

日常生活から意識して行いたい感染対策としては、

・手洗いうがい

・アルコール消毒

・マスクの着用

・人混みを避ける

・加湿器の使用

といった対策が挙げられます。

 

飛沫感染・接触感染による感染を防ぐためには、こまめな手洗い・うがい、アルコール消毒は欠かせません。また、身近な人で感染者が出た場合には、お互いがマスクを着用したり、タオル等の共用は避けるなどの工夫が重要です。

また、ウイルス自体は乾燥した空気で繁殖しやすいので、こまめに室内を換気したり、加湿器を使って一定の湿度を保つなどの工夫をすることも大切になります。

 

【もし感染してしまったら】

極力早めに医療機関を受診しましょう。初期対応が早いほど、経過が早く治まる傾向があります。

発熱がなくても下痢嘔吐がある場合は、必ず受付にお申し出をお願いします

 

 

基本的な感染対策を守りつつ、元気に冬をお過ごしくださいね!何か気になることがあれば是非当院へご増段下さい☺

 

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