寒くなり胃腸炎が増える時期。
嘔吐してしまったけれど、処理に困ることがありませんか?
嘔吐物の処理は慎重に行う必要があります。まず、安全な場所で行い、可能ならばトイレや流し台など水回りを利用します。エプロンや手袋を使用して身を守り、大きな袋やバケツに吐いたものを収めます。これにより清潔さを保ちつつ、掃除が容易になります。
嘔吐後はできるだけ早く清掃し、消毒を行います。消毒用品を用いて周囲を清潔に保ち、感染の拡大を予防します。換気を確保し、空気の入れ替えを行います。吐いた後は十分な水分補給が重要なので、こまめに水を飲むようにしましょう。症状が続く場合や体調に不安がある場合は、医師に相談することが重要です。
●消毒液の作り方●
【200ppm:赤ちゃんのおもちゃや調理器具等の消毒に適した濃度】
1ペットボトルの半分ほど水を入れておきます。
2家庭用塩素系漂白剤を約10mL入れた後、蓋を閉めて混ぜます。
3全体が2Lになるよう水を加えたら完成です。
【1000ppm:便や嘔吐物の付いた床やトイレ等の消毒に適した濃度】
1ペットボトルの半分ほど水を入れておきます。
2家庭用塩素系漂白剤を約40mL入れた後、蓋を閉めて混ぜます。
3全体が2Lになるよう水を加えたら完成です。
家庭用塩素系漂白剤を入れ混ぜます。
**注意事項:**
- 塩素系消毒液を目や皮膚に直接触れさせないようにし、希釈してから使用してください。
- 嘔吐物が固まった場所や表面に、希釈した塩素系消毒液を適量敷くと効果的です。
専門の消毒液を使用することも一般的ですが、自家製のものを使用する場合は慎重に手順を守り、適切な消毒が行われるようにしてください。