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内視鏡検査の費用は?生命保険の請求はできる?

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内視鏡検査の費用をザックリと

内視鏡検査を検討する際、費用がどれくらいかかるか気になる方が多いでしょう。
内視鏡検査では、診察や処置に加えて、検査中に他の検査や治療が行われることがあり、それぞれに費用が発生します。
この記事では、内視鏡検査の特徴や費用相場、保険適用のケース、さらに生命保険や医療費控除について詳しく解説します。

内視鏡検査には「上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)」と「下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)」があります。胃カメラは口や鼻から内視鏡を挿入し、食道や胃、十二指腸を観察します。
がんや潰瘍の診断に役立ち、適切な頻度は2〜3年に一度です。一方、大腸カメラは肛門から内視鏡を挿入し、大腸の異常を確認します。
40歳以上では3〜5年に一度の検査が推奨されますが、ポリープが見つかった場合は1〜2年に一度の検査が推奨されます。

内視鏡検査の費用は、保険適用の場合と自由診療の場合で大きく異なります。
保険適用されるのは、医師が検査の必要性を判断した場合や、がん検診で異常が見つかった場合です。
例えば、胃カメラでは診療報酬点数に基づき、3割負担で3,420円程度の費用がかかります。
これに初診料や麻酔や鎮静剤を使う場合には費用が加わり、窓口での支払いは4,000〜6,000円程度になります。
大腸カメラも同様に、保険適用での費用は6,000〜7,000円程度です。

内視鏡の検査のみの場合は上記の金額ですが、病理検査・ヘリコバクターピロリ検査などの他の検査が追加される場合には費用が上乗せされます。
また大腸ポリープ切除が行われた際は、検査ではなく手術としての費用になりますので、ポリープ切除の個数・大きさ・場所などによりますが手術の費用のみで3割負担の場合でも20000円から30000円程度の費用が掛かります。

生命保険の請求について

生命保険については、診断目的の内視鏡検査は請求対象外ですが、ポリープ切除など治療が伴う場合は請求できる可能性があります。
ご自身で入られている保険の補償範囲を確認してみてください。
またポリープ切除や病理検査で癌の診断が出た場合にはがん保険であれば請求ができます。
早期大腸がんで内視鏡切除で治癒できた場合にも請求が可能です。

東長崎駅前内科クリニックでは、専門医が患者様の負担を軽減する内視鏡検査を提供しています。
費用や検査についての不安がある方は、ぜひ当クリニックにご相談ください。

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