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世界的な流行で注意!はしかの話

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ここ最近ニュースで取り上げられている話題として「はしか」があります

今回は「はしか」に関しての簡単な説明をしていきます

 

◎はしか(麻疹)

麻疹ウイルスによる感染症で急性熱性発疹性感染症

罹患すると死亡する事例もある

感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染

潜伏期間は10~12日で発症の初期をカタル期と言い、感染力が最も高い時期となる

〇予防法

麻疹ワクチン接種により抗体を獲得できる

一度感染すると免疫が生涯続く終生免疫と言われていたが、現代では全体の罹患率が低下しているためブースター効果による抗体価上昇が無く、再度罹患する可能性もある

 

難しく記載するとこんな感じですがポイントはこちら

・コロナやインフルエンザは飛沫感染・接触感染のみですが、はしかは空気感染のため感染力としてはかなり高い

・症状は発熱(38℃ほど)、身体に発疹が出る

・潜伏期間が長く、初期症状の段階で感染力が高いため他人にうつしやすい

・ワクチンで予防ができる

 

 

感染力はかなり高いですが、ワクチンで予防ができる感染症となります

麻疹・風疹の混合ワクチンが現在では一般的ですが、最近の感染状況情報拡大により品薄傾向になってきているようです

当院でもワクチン接種は可能ですが、ワクチンは取り寄せ対応となりますので接種に関してはお問い合わせをお願いします

 

また、ワクチン接種が必要かどうかに関しては、麻疹抗体の有無で調べる事ができます

抗体はウイルスに対する抵抗力なので感染したときに戦う力がある状態となり発症しにくくなります

抗体がなければウイルスに対して戦う力が無い為、ウイルスが増殖して発症します

このあたりはインフルエンザやコロナウイルスと同じ原理です

 

 

その抵抗力を調べる方法ですが、クリニックでは血液検査で抗体価を調べることができます

採血をする必要があるので一度クリニックにお越しいただくことになります

詳しい検査方法や料金などが気になる方はクリニックまでお問い合わせください

 

また、麻疹ワクチン接種自体は昔から行われているため一度は接種している方が多いです

2000年4月以降に生まれた方は定期接種を2回実施している可能性が高いため、追加接種は基本的に不要になります

1972年~2000年生まれの方は定期接種が1回の可能性が高く、追加ワクチン接種が推奨されています

追加接種が必要かどうかの判断は血液検査が必要となりますのでご相談ください

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