皆さんこんにちは。皆さんは健康診断などで腹部超音波検査(腹部エコー検査)を受けられたことはありますか?
今回は検査前の注意点についてお話していきたいと思います☺
腹部超音波検査とは?
腹部皮膚表面部分に超音波を発信する超音波診断装置(エコー装置)のプローベをあて、プローべから発せられる超音波を内臓が反射することで、その反射波を装置が受けとり、電気信号にかえてモニターに写します。きれいな画像が得られるように、装置をあてる部分にはゼリーを塗り、深呼吸や体位変換を行いながら観察を行います。
脂肪・血液・水・空気などの組成によって超音波の反射の具合が異なるのでその差を画像に変換し、その画像をみて各種の診断を行います。
腹部超音波検査(腹部エコー検査)では肝臓、胆のう、すい臓、腎臓、脾臓を見ることができます。
検査前に注意すべきことは?
綺麗な映像でより良い検査を実施するために、基本的にお食事は6時間絶食、飲水は1時間程度はなるべく控えて、検査直前は多量の飲水を避けて頂くのをおすすめいたします。
また、腹部のお肌に直接器具を当てるため、特に女性の方はなるべくワンピースなどは避けて頂けると良いかと思います。
どんな人が超音波検査を受けるのがおすすめ?
- 人間ドック、健診で肝障害や肝臓の数値の異常が判明した方
(TB(総ビリルビン)、AST(GOT)、ALT(GPT)、γGTP) - 健診で定期検査を勧められた方(胆のうポリープ、胆石、肝血管腫など)
- 腹痛(側腹部、みぞおちなどの痛み)がある方
- 糖尿病を患っている、もしくは、糖尿病が悪化してきている方
- B型・C型肝炎を患っている、もしくは過去に患っていた方
- 胆のうポリープや胆石がある方
- NAFLD/NASH(ナッシュ)、脂肪肝、肝硬変の疑いが強く、フィブロスキャン検査を受けた方が良い方
検査は予約が必要?
こちらから予約もご利用いただけますが、予約なしの当日検査も日のよっては可能です。ご希望の方はお食事を抜いてご来院頂き、受付までお申し出ください。
腹部の超音波検査(エコー検査)~脂肪肝、肝機能異常、胆石、胆嚢ポリープ、膵臓チェックも~