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夏場の下痢症状について

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夏場になると下痢をしやすいという方が多く見られます。その原因と対策について見ていきましょう🤔

 

【急にお腹が…💦考えられる原因とは?】

 

急な下痢の原因として考えられる一つ目は、冷たい飲み物や冷房でお腹を冷やしてしまうこと。

 

汗をかいた状態で強い冷房に当たったり、キンキンに冷えた飲み物を大量に飲んだ事でお腹を下した経験のある方も多いのではないでしょうか?

 

おなかが冷えると、主に胃腸の血管が収縮して、血流が減ります。その結果、機能が低下するので、食べ物が消化されにくくなり、おなかを下すなどのトラブルが起きやすいのです。また、夏は屋外と屋内で気温差が激しい状況から自律神経が乱れ、消化機能が低下し、急な下痢になることもあります。

 

二つ目に考えられる原因は、もともとの体質として腸の動きが過敏であること。

 

ストレスや食べ物の刺激によってお腹をこわしやすい方にとっては、冷たさも十分強い刺激。

 

腸の粘膜が傷つき、それを治すための細胞や白血球が集まることで傷の周りに水分が増え、排出の際に下痢を起こすのです。

 

腸にできた傷を治すための水分ですが、結果的には腸内の水分を増やしてしまうので下痢を起こしてしまいます。

 

三つ目は「感染性胃腸炎」いわゆる食あたりです。

夏場は細菌が繁殖しやすく、食品を冷蔵し忘れたり加熱が足りなかったりすると、細菌が体に入り食中毒の原因になってしまいます。

 

特に、夏頃に見られる細菌性の胃腸炎は重症化しやすいので注意しましょう。

 

 

【下痢になってしまった時の対策は?】

 

お腹を冷やしてしまった場合は、常温や温かい飲み物で十分水分をとり、安静にしましょう。下痢を止めようと水分を控えると、かえって脱水になってしまうため注意が必要です。

就寝時や仕事中など、身体の冷えやすいタイミングで薄手の腹巻きをするなどもおすすめですよ。

 

腸の動きが過敏な方は、普段からご自分のお腹の状態を把握し、改善出来る点はコントロールしておくのも大切です。慢性的なストレスなどで気付かず胃腸を傷めてしまっていないか、定期的にチェックしましょう。自覚症状がある場合は医師への相談を!

 

次に、感染性胃腸炎の場合ですが、基本は水分を摂りながら細菌を出し切るのが大切です。

下痢止めを飲んでしまうとかえって症状が長引く可能性があるため、基本的には「耐えて出す」になってしまうのが辛いところですが…💦

 

予防としては手洗いや食品の取り扱いはもちろん、もしご家族など同居の方が感染性胃腸炎になった場合は消毒も大切です。ご家庭で出来る消毒薬の作り方をご紹介しますので、是非お役立て下さい!

 

辛い下痢、もし長く続くようなら是非一度ご相談下さいね😌

 

診察はホームページからご予約も可能です!

 

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