ブログ

花粉症と腸内環境の関係

local_offerそのほか内科疾患

こんにちは☺皆様は毎年花粉症に悩まされていませんか?実は花粉症と腸内環境には密接な関係があると考えられているのをご存じでしょうか?

 

1.腸内環境と免疫システムの関係

腸は「第二の脳」とも呼ばれるほど多くの免疫細胞が存在し、全身の免疫機能に大きな影響を与えています。腸内には腸内細菌(腸内フローラ)が数百兆個存在し、これらの細菌が免疫系のバランスを調節する役割を果たしています。腸内環境が乱れると、免疫の過剰反応(アレルギー反応)が起こりやすくなり、花粉症の症状が悪化する可能性があります。

 

2.善玉菌の役割

腸内細菌は「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」に分けられます。  

善玉菌(例:乳酸菌やビフィズス菌)は、免疫機能を調整し、アレルギー反応を抑える働きがあるとされています。腸内環境を整え、善玉菌が増えることで、花粉症のようなアレルギー症状が軽減される可能性があります。

 

3.腸内環境の悪化がもたらす影響

・腸内環境が乱れる原因

  食生活の乱れ、ストレス、睡眠不足、抗生物質の使用などが腸内細菌のバランスを崩す要因となります。  

 

・環境悪化による影響

  腸内環境が悪化すると免疫の調整機能が低下し、アレルギー反応が過剰になることがあります。

 

4.腸内環境を整える方法

・発酵食品を摂取する

  ヨーグルト、キムチ、味噌、納豆などの発酵食品は善玉菌を増やすのに役立ちます。特に花粉症対策として乳酸菌入りヨーグルトが注目されています。  

 

・食物繊維を摂取する

  野菜や果物、全粒穀物、海藻などに含まれる食物繊維は、善玉菌のエサとなり腸内環境を改善します。  

 

・生活習慣の改善

  ストレスを軽減し、適度な運動や十分な睡眠を取ることが腸内環境の維持に重要です。

 

5.研究の進展

近年の研究では、特定のプロバイオティクス(乳酸菌やビフィズス菌など)が花粉症の症状を軽減する効果が示されています。ただし、効果には個人差があり、どの菌種が有効かは人それぞれです。

 

 

腸内環境を整えることは、花粉症の症状を和らげる一助となる可能性があります。日常の食事や生活習慣を見直し、腸内フローラのバランスを保つことを心がけるとよいでしょう。

 

当院では、ご自身が本来持っている善玉菌を育てるサプリメント「アルベックス」と、腸内環境検査キット「マイキンソー」のご用意もございます。

お得なセットもございますので、ご希望の方は受付までお声がけ下さい☺

関連記事

流行中のインフルエンザ、B型は胃腸の症状も出る!?

肝機能の数値でよく聞く「AST」「ALT」とは?

腸内細菌叢検査キット「マイキンソー」

今こそ知りたい!脂質異常症について

今こそ生活習慣病対策!

keyboard_arrow_up