皆さんこんにちは😃
暑い日が続いていますね😵
皆さん熱中症にならないように、しっかりと水分補給しましょうね。
さて、今回は前回の脂質異常症の病態に関連して、食事療法、脂質の種類についてお話していきたいと思います。
【脂質異常症のタイプ別食事療法】
・LDLコレステロールが高値の方
肉の脂身や皮、内臓、乳製品、マーガリン等のトランス脂肪酸の多い加工食品を控えましょう
また、野菜、魚、大豆製品等を食事に取り入れましょう。
乳製品は、低脂肪の牛乳やヨーグルトに置き換えてみましょう。
また、野菜というとサラダなどの生野菜じゃないとだめなの?という質問をいただく事がありますが、火を通した物でも大丈夫です🙆♀️
ただ、野菜炒めなど油を使う際は、油の使い過ぎには注意しましょう😊
最近は暑くなってきたので、電子レンジを使った蒸し野菜などもいいですね。
・中性脂肪が高値の方
大盛りのご飯や、ラーメンの替え玉、お菓子、ジュース、清涼飲料水、お酒等は控えましょう。
その他にも青魚を食事に取り入れてみましょう。
また、ご飯を少なくすると物足りないと思う方は、麦などが入った雑穀米などをプラスしてご飯を炊いてみましょう。
白米に比べ歯応えがあるので、食べ過ぎ予防になります。そのほかにもビタミン、ミネラル、食物繊維が白米に比べアップします。
・HDLコレステロールが低値の方
喫煙、肥満や運動不足はHDLコレステロール低値に繋がります。
検査数値別に食事の改善点等をご紹介はしましたが、主食・主菜・副菜が揃っていることが大切です。
色々な食材をバランスよく食べるようにしましょう。
【脂質の種類🧈】
・飽和脂肪酸
肉類の油やバター、パーム油、乳製品等が挙げられます。
摂りすぎるとLDLコレステロールが増加し、心血管疾患のリスクが増大してしまいます。
・不飽和脂肪酸
一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸に分けられます。
まずは一価不飽和脂肪酸について説明していきますね。
一価不飽和脂肪酸・・・
オリーブ油・菜種油が代表的な物です。
HDLコレステロールは低下させず、LDLコレステロールを低下させる働きがあります。
しかし多量に摂るのではなく、バターやパーム油、牛脂等の代わりに使ってみましょうね。
続いて、多価不飽和脂肪酸についてはn-6系とn-3系に分けられます。
多価不飽和脂肪酸・・・
n-6系
サフラワー油・ひまわり油・コーン油・大豆油等の多くの植物油が該当します。LDLコレステロールを低下させる働きはありますが、摂りすぎると、HDLコレステロールの低下に繋がってしまいます。摂りすぎに注意しましょう。
n-3系
えごま油・亜麻仁油、青魚・しそ油に多く含まれるEPA、DHAが該当します。
中性脂肪低下や血管保護作用、抗酸化作用等があります。
系列の東長崎駅前内科クリニックでは、栄養指導を実施しておりますが、当院では今準備中でございます。
準備ができましたら、ホームページにてお知らせさせていただきます☺️
お一人お一人の状況に合わせてご相談可能です。
また、栄養指導は医師の指示のもと行いますので、まずスタッフや医師にご相談ください。